2009年8月24日 (月)

横手の送り盆祭り、空飛ぶ屋形舟

今年は不景気だから、
お祭りや花火大会へのスポンサーが集まらず、
お祭りを縮小したり、中止したりする地方が少なくない、と聞く。

しかし、我がふるさと、横手市では、
花火業者の確信的な予想(縮小か中止)を裏切り
昨年以上の協賛金が集まって、
盛大な盆踊り・屋形舟繰り出し・花火ショーが行われた。

苦しいからこそのお祭りなのだ。

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(撮影: よねやさん)

横手の送り盆まつりは、
今から約276年前の享保の大飢饉のときに亡くなった人を供養するために、
屋形舟を作り、柳を添え、枝に法名などを書いた短冊を吊るし、蛇の崎川原に繰り出して供養したのが始まりと伝えられている。

今でも、お祭りの前に、河原で丁寧な供養の読経が行われ、
お祭り中に灯籠が流され、
昔の飢饉の犠牲者と、

過去のお祭りで亡くなった人(実は過去20年の間に2名亡くなっている)の冥福を祈る気持ちが、参加者に共通して流れている。

夏の夜、河原に火の花が咲き、水の流れに灯の影が映ると

なんとなく おどろおどろしくて

つい、もし何かあるなら、とにかく成仏してくれ~

と祈りたくなる。

私は今回、「花火委員会」のメンバーとして、万灯火(まとび)の準備をしたり、会場の警備(といいつつ、写真を撮っていた)を担当した。

今年のメインイベント -- 屋形舟が空を飛んだんです。
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見物した誰もが、「今年はいがったなや(今年は良かったねぇ)」と声を掛け合うお祭りでした。

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