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普通、ベレスタの小物入れに使われる白樺の樹皮は、
若くて薄くて傷の無い、厚さが1mmもないようなもの。
このような薄い樹皮を二重、三重、ときには五重に重ねて、プレス(圧縮)して一枚板のようにし、裁断して加工します。
プレスするとき接着剤を使いませんから、重層がはがれることもあります(重層に隙間ができる)。
この重層のはがれを隠すため、そして小物入れの強度を増すために、縁かがリをします。
「上品縁かがり」と私が名づけた小物入れは、白くて薄い縁ひもで縁をかがっています。縁ひもは白樺ではなく、柳の種類です。
実はこの白い縁ひも、耐久性が低くて、こすれるうちにささくれることもあります。
ベレスタ製作の理想は
・接着剤(のり)を使わない
・白樺樹皮の紐を使う
つまり「重厚縁かがり」がそうです。
しかし重厚は手間ヒマがかかり、商品も高値になってしまいます。
「伝統」から「商業」に移行する過程で生まれたのが、
作りやすくて安くて実用的で美しいベレスタ・・・
この「上品縁かがり」です。
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